鍵はブレードとヘッド部分に名称が分かれている!

ブレードとヘッド、その二つの名称を聞いて何をイメージされるでしょうか?ローラブレードというグッズがかつて流行ったことから、そのアイテムを想像されるかもしれませんし、ヘッドという単語から頭につける何かを想像されるかもしれません。しかし、この二つは間違いです。ではいったい何のことなのかというと、実は鍵の部位の名称なのです。そう、鍵はブレードとヘッド部分に名称が分かれています!

ではどの部分がブレードで、どの部分がヘッドなのかというと、もう頭の中でイメージができていると思いますが鍵穴に差す部分がブレード、そして手で持って回す部分がヘッドになります。おそらくではありますが、ブレードは英語で剣を表すことから、鍵の先端が剣の形状をしていることもありブレードという名称が割り当てられたのだと思います。ヘッド部分も同じように、鍵の頭のように見えることからヘッドという名称が割り当てられたのでしょう。

鍵がブレードとヘッド部分に分かれているという知識が何の役に立つのかと思う方もおられるかもしれませんが、この名称を知っておくことは鍵をカスタマイズするときなどにかなり役立ちます。というのも、鍵をデコレーションしようとする際にキーヘッドカバーというアイテムを使用することなどがあるからです。キーヘッドカバーは、その名の通り鍵のヘッド部分を保護するために取り付けるアイテムなのですが、もしヘッドという鍵の部位がわからなければヘッドカバーが何なのか分からなかったことでしょう。

鍵のことを考える上で、ブレードとヘッドという鍵における大まかな区分は意外と役に立つ知識です。実際に鍵の専門家もヘッド、ブレードと呼称を使い分けています。もしこれから鍵をカスタマイズするようなことがあるならば、鍵のヘッド部分、ブレード部分をそれぞれ意識した上で、名称を使い分けるとともに部位の使い分けもしながら行っていければ良いと思います。