近所に空き巣が!我が家の鍵は大丈夫だろうか?

その日、会社から自宅マンションへ帰宅してみると、入口の前の人だかりが出来ていて、なんだか騒がしい様子でした。いったいなにが起きたのだろう。火事ではなさそうだけど、急病人でも出たのだろうかと心配になって周りの人に聞いてみると、どうやらご近所に空き巣が入ったとのこと。部屋のなかにあった貴重品は根こそぎ持っていかれたとのことでした。

空き巣被害にあった部屋は6階の角部屋だっとそうですが、だとしたらベランダから侵入したわけではなさそうです。聞けば、どうやら玄関のカギをピッキングでこじ開けて侵入したようでした。しかも警察の方の話では、おそらくものの10秒ほどでカギを開けて侵入したのではないかというのです。
同じマンションのご近所に泥棒が入ったという事実にまず衝撃を受けましたが、なにより玄関のカギがそんなに簡単に開けられてしまうということに、かなりショックを受けました。同じマンションですから、わたしの部屋の玄関のカギだって、おそらく同じ型式のもののはずだからです。

さっそく妻と相談して、我が家の玄関のカギを防犯性能の高いものに交換しようかという話になりました。しかし、素人のわたしたち夫婦には、いったいどんなカギが防犯性能に優れているのかなんて、皆目見当もつかないのです。そこでいろんなことに詳しい友人に相談してみると、そういうことは鍵屋さんに相談したほうが良いと言われました。

そこで近所の鍵屋さんをインターネットで検索したところ、最寄り駅のすぐ近くにあるのがわかりました。さっそく訪ねてみると、そこはわたしが毎日通勤のときに前を通っている場所でした。そこに鍵屋があったなんて、今まで気づきもしなかったのです。
さっそく鍵屋さんに相談すると、確かに防犯性能の高いカギに交換することはできるけれど、それだって絶対に安全というわけではない。もっとも単純で効果的なのはカギを二つ取り付けることだということでした。